エクセルVBAで作るワークシート内検索窓

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この検索窓誕生のいきさつ

この検索マクロは元々は透析データベースとして作りましたマクロの一部分です。当時透析室のスタッフでしたが、経過表や処方箋を手作業で毎週作っておりました。その手間ひまを何とかできないかと思い立って作ったのが透析データベースです。

その透析データベースで80人近くいらっしゃった患者さんの情報の修正のために、エクセル名簿を検索する必要がありました。そのために作りましたのが今回ご紹介する検索窓です。

今回このホームページでご紹介させていただいている検索窓はその透析データベースの検索窓を本体から分離して単独で使用できるようにした検索窓です

実際の画面(検索窓フォーム)

左のフォームが検索窓です。

テキストボックス(上の細長い窓)と(検索)ボタン、そしてリストボックス(下の大きい窓)が配置されています。

上にある「フ」と入力されているところがテキストボックスです。ここに、検索するキーワード入力します。

検索キーワードの入力は1文字から検索できます。1文字で検索した場合はその文字にを含んでいるすべての検索結果がしたのリストボックスと呼ばれる窓に一覧表示されます。

実際の画面(ワークシート)

あらかじめ入っているサンプルワークシートです
あらかじめ入っているシート

反転した部分が検索範囲(初期設定)
反転した範囲が検索するところ(初期設定)

左の画像は、ダウンロード時にあらかじめ入っているワークシートです。ファイルをダウンロードすると、あらかじめテスト用のワークシートが入っております。このワークシートは作者が使っていたものですので、お使いになる際にはご自分が使っているワークシートをこの上からペーストしてください。

新しく名簿を作る場合にはこのままお使いになっていただいてもかまいません。注意点としては、

検索は上から3行目からが対象になっています。(マクロを変更することで変えることはできます)ですのでデーターは3行目から記載してください。

1個ボタンが配置されておりますのでこれは消さないようにしてください。(もちろんごじぶんでカスタマイズされる場合は別です)

そのほかは特に制限はありません。各項目のタイトルは自由に変えてください。一番上の行には数字が列ごとに書いてありますが消してくださってかまいません。特に動作には関係ありません。

ただしワークシート名(初期では"透析患者リスト”)を変える場合には別と定めてある作業が必要です。この作業については

「検索窓を使うための準備」をごらんください。

操作方法

ご利用はきわめて簡単です。エクセルに付属の検索のようなものです。

まず、ワークシート一番上にあります「検索フォームを表示」と記載されたボタンをクリックしていただきます。検索用のフォームが出てきますのでフォーム1番上にございます検索キーワード入力欄にキーワードを入力していただき、右直下の「検索ボタン」を押していただきます。ボタンを押しますとキーワードに当てはまるすべての人の名前がリストアップされますので、目当ての人の名前をクリックしていただきましと、ワークシート内該当者のところが選択(表示)状態になります。

検索窓を使う手順1:

マクロファイル

ダウンロードしていただきましたエクセルファイルはZip形式で圧縮しておりますので、解凍します。

解凍しますと左の絵のようなファイルが表れます。このファイルをダブルクリックします。


検索窓を使う手順2:

マクロの警告

先ほどのファイルをダブルクリックしますとしばらくして「マクロの警告」画面が出ます。これはたちの悪いマクロの場合パソコン内のデーターを破壊するものもあるためです。

検索機能を使う場合はここで「マクロを有効にする」を押さないと使えません。

検索機能は使わずにとりあえず中身を見たい場合は「マクロを無効にする」を押していただいてかまいません。


検索窓を使う手順3:

ワークシート

ここでは、前の画面で「マクロを有効にする」を押したことを前提に書かせていただきます。

「マクロを有効にする」を押してしばらくすると左の絵のような画面が開きます。これが検索する対象になるワークシートです

ワークシート左上の「検索フォームを表示」をクリックすると検索窓が出てきます。


検索窓を使う手順4:

検索キーワード入力欄

左の絵のような検索窓が出てきます。

一番上の丸で囲ったところの入力欄にキーワードを入力します。

検索窓のキーワード入力欄に入力しましたらキーワード入力欄の右下の「検索」ボタンを押します。

もし検索はしないで検索窓を閉じる場合、もしくは検索が終わって検索窓を閉じる場合には検索窓の一番下にあります「終了」ボタンを押してください。検索窓は表示されなくなります。


検索窓を使う手順5

検索結果が出たところ

検索窓へキーワードを入力して「検索」ボタンを押した後の画面が左の画像です。検索結果が出たところです。

検索キーワードに該当する名前があった場合には舌の大きなリストウインドウに表示されます。

そのリストウインドウの名前をクリックしますとワークシート上でもその名前のところが選択状態になります。

フォームは表示したままでワークシートの書き込みや削除など編集が行えます。

利用環境

このマクロを作ったのは、Windows95でした。検索の速度は遅かったです。(80人を一通り検索するのに2〜3秒はかかったと思います。しかし今現在使われているパソコンでは瞬時に結果が出ると思います。

エクセルのバージョンは作った環境ではエクセル2000です。そして使っていた病院のエクセルは2003でした。その他でテストしたことはありません。

検索窓エクセルファイルのダウンロード

下のリンクよりダウンロードしていただけます。

エクセル検索窓ダウンロード[excelvba-serchform.zip_(20KB)]

検索窓エクセルファイルのダウンロード

マクロは保護をかけておりませんので、自由にごらんいただけます。変更してお使いいただくことができます。

ご覧になる際には、エクセルのVBE(ビジュアル・ベーシック・エディター)を立ち上げてご覧ください。VBE(ビジュアルベーシック・エディター)の立ち上げ方法はこちらをご覧ください。

マクロを実行する時には、警告画面が出ます。警告画面で、マクロの実行を許可した場合のみ、検索は行われます。マクロを見るだけならば、許可しなくてもごらんいただけます。


ダウンロードの後にちょっとした5つの作業が必要です。それら作業は、ワークシート名を変更して、そしてマクロもそれにあわせるという作業です。

作業のやり方は、こちら「検索窓を使うための準備」をご覧ください。

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